親の介護が必要になったらすること

介護は急に訪れます。その時になって焦る前に今のうちから必要な知識や対策を行いましょう。

入院中に退院後の介護について考える

      2017/01/11

入院中に退院後の介護について考える

高齢者が一旦入院すると、大抵の場合、その後は経過観察で他の病院へ移るか、若しくはリハビリを兼ねて他の福祉施設のお世話になるケースがあります。
通常の入院の場合、その期間は約3ヶ月から6ヶ月程度と見ておいたほうが良いでしょう。緊急入院の場合には、3ヶ月を目処として入院期間を考えます。

退院後はどうするのか?

退院後、自宅へ引き取り在宅介護を行うか、それとも他の病院や施設などに入所させるか等の選択に迫られることになります。もし、入院中の動けない期間で日常生活動作(ADL)が低下してしまった場合は、自宅での介護が難しいと判断される家族が多いはずです。また、家族全員が働いていて介護できない事もあるでしょう。
このように高齢者の入院は、家族の生活自体に影響が出てきてしまいます。

病院は長期入院を嫌う

しかし、病院は家族の事情を考慮してはくれません。入院時に「次の病院や施設を探してください」との指示があります。先に記載した通り、入院期間には一定の期間が決まっているからです。それに加えて、他の病院や施設の空室状況も考え、早い段階で高齢者本人や家族の事情とは関係なく、退院後の行き先を決めて欲しいというのが、多くの病院の方針です。

介護保険制度を活用する

どちらにしても、介護保険を活用しなければ、在宅介護や療養病院・福祉施設の利用は出来ません。ここで、先に介護認定の手続きをしなければなりません。認定が要介護である場合は、施設入所も考えられますが、要支援の認定が下された場合は、自宅での介護ということになり、その介護度により受けられるサービスが異なってきます。

入院している間にも、家族には「介護」という問題がついてまわり、その為の準備をしなければいけないということです。入院したからと安心できるのは、ほんの一瞬であり、新たに発生する今後の生活を考えることに着手しなければならないのが現状です。

高齢者を抱えている家族は、経済的な負担と今後の精神的な不安を抱えながら、過ごすことになります。非常に酷な話ではありますが、これが医療機関の実情なのです。

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