職員へのクレームは介護サービスを変える

職員へのクレームは介護サービスを変える
職員からの虐待が非常に問題になっている施設介護ですが、この原因は主に介護士のストレス、苦悩にあるといわれています。また、介護士のストレスや苦悩は、その家族からのクレームによって生まれる可能性があります。
一生懸命介護をしているにも関わらず、何も介護のことを知らない家族からのクレームによってやる気を削がれてしまい、そのストレスが利用者に向けられ、虐待というケースもあるようです。

非常に弱くなる介護士の立場

介護士は一人の利用者を見ているわけではありません。特に高齢者が多い施設では50人近くを数名の介護士でみることになります。
そのため、転倒事故などの防げない事故が起こる可能性が高いのです。
働いているとそのことが強く実感できますが、働いていない、介護を知らない家族からしてみれば「もっときちんと見てもらっていたら」「仕事をしてもらっていない」といった気持になることがあります。
また、クレームを言われたとしても、介護士としては言い返しようのない立場であり、施設側からもクレームに対しては謝るように指示されている場合もあります。
介護士は非常に弱い立場だといえます。

施設側が介護士を守らないと虐待につながりやすい

最悪のケースとしては、家族と一緒に施設側が介護士を批判するということです。
対応としては一番介護士を追い込むことになります。施設側の対応としては「一生懸命見守りを行っていたが、やむ得ず起きてしまった事故」「今後は気を付ける」などといったように対応するのが一番介護士にとっては楽です。
介護士に対して落ち度があるときはもちろん指導の対象にはなりますが、仕方ない事故によるクレームもありますので、そういった時はきちんと介護士を守ることが大切です。
施設側からも批判された介護士は、施設に迷惑をかけるために虐待を行う可能性もありますので、対応には十分注意しましょう。


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