親の介護が必要になったらすること

介護は急に訪れます。その時になって焦る前に今のうちから必要な知識や対策を行いましょう。

在宅介護で大切なことは「頑張らないこと」

      2017/01/11

介護で大切なことは「頑張らないこと」

主に在宅介護の介護をする家族は、主婦や要介護者の子どもである事が多く、そのほとんどが一人で、介護を強いられる状況にあるということです。在宅介護は、24時間365日拘束されている訳です。仕事なら時間で解放されますが、家族での介護はそうはいきません。

在宅介護は拘束

介護で拘束されていることにより、最初はきちんと介護をしなければならないと思いますし、時間が経てば経つほど、介護する人もストレスが溜まっていくのです。自分の時間を持つことさえも、難しい状況になります。

昼夜問わずして拘束されているのだから、仕方ないのですが、この介護する状況がいつまで続くかが判らないことや、人には相談できない事などが出てくると思います。
介護や他の悩みを一人で抱えたり、また友達との付き合いが遠のき、社会から孤立してしまった錯覚に陥りやすくなります。

頑張らない大切さ

介護は家族の理解と協力があれば良いのですが、それがない場合は、やはり一人で頑張ってしまうことが多々あります。在宅介護で一番大切な事は、「一人で頑張らないこと」です。そんなことを言っても無理。と思うかもしれませんが、介護認定を受けて要支援及び要介護の判定を受けることで、福祉サービスの利用が可能です。

要介護者の思いもあるでしょうけど、デイサービスやデイケアサービス(日帰り介護及びリハビリ)、ショートステイ(短期入所)を利用することにより、介護から開放され、自分だけの時間や、友人との時間を持つことにより、気持ちをリフレッシュする事が必要です。

介護うつや虐待を防止する

このような福祉サービスも利用せず、一人で全てを抱え込んでいると、介護うつや虐待行為などを引き起こす可能性があります。
介護うつとは、何もする気力がなくなり、精神的に落ち込んだ状態になることです。一過性のものであれば良いのですが、先ほど記載したとおり、介護のゴールは判断できません。
介護うつを抱えたままでいると、やがて介護も出来なくなり、寝込んでしまうケースもあるでしょう。つまり、共倒れとなってしまいます。

また、逆にストレスが溜まりすぎて、虐待につながるケースもあります。
在宅介護は、一人で抱え込まず、頑張りすぎず、福祉サービスを上手に利用して、より良い在宅介護が出来るようにしましょう。

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