在宅介護は家族内での役割分担と周囲の人の協力で乗り越えられる

在宅介護は家族内での役割分担と周囲の人の協力で乗り越えられる

在宅介護で一人だけが疲れ果てないようにするためには、他の家族との分担がキーポイントです。自分しか介護者がいないという状況ではしかたないかもしれませんが、他に家族がいるなら分担することで負担を軽減できます。

家族で介護の役割を分担する

家族同士の都合がそれぞれでありますので、きれいに負担を等分することはできないかもしれません。ですがそれぞれで少しずつでも介護の分担ができていれば、一人だけ疲れ果てるということは避けられます。介護は体力も気力も要する重労働であることは認めざるを得ませんが、その認識を家族でまず共有することが大切です。そこから目を背けているといつまで経っても介護の問題が解決せず、家族の中で一人に負担を集中させてしまいかねません。

在宅介護は介護に対しての人件費がかからないかもしれませんがその分人手の負担は増加します。ですので、家族全員が助け合うこと前提で行わなければいけないです。

そして、何か在宅介護で上手くいかないことがあったら、家族を中心に当事者同士でその問題に向き合わなければいけません。それをすることは一見面倒に感じられるかもしれませんが、むしろ真正面から向き合ってきちんと解決させたほうが楽です。ですので、在宅介護は関わる人全員の協力が必要です。

別居介護は家族内で悩まずに助けてもらおう

親の介護をしたくても、仕事などで同居することができず、自宅と親の家庭を行き来して介護する別居介護はかなり負担が大きいものです。行き来する手間や交通費などもそうですが、精神的な負担はそれ以上に大きなものとなります。その前にできる準備をするとともに、事前事後かかわらずに役割を決めておくといいでしょう。

キーパーソンを決めて計画を立てる

介護にあたっては、福祉機関や医療機関と頻繁に接することになったり、親の心身の状態を確認したり、介護の方針について決定権をもつようなキーパーソンとなる人物を決めておくと安心できます。親の家と距離がそう遠くなく、時間にある程度余裕があり、兄弟や親戚と円滑に調整できるような人が望ましいといえます。

キーパーソンはローテーションする

ただし、そのキーパーソンがひとりで決めたり、ほかの人に命令したりすると状況がこじれてきます。逆に、その人に任せきりでも様々な問題が生じてきます。ローテーションを組んで世話をしたり、経済的な支援を多く受け持ったりなど、一人一人が自分の役割を持てるようにしたいものです。

隣近所にも助けてもらう

また、親が近所に親交を持っている場合には、その人たちの力も借りたいものです。隣近所の付き合いがあれば、連絡がとれないときなどにその人にチェックをお願いする、ということもできます。そのためには、普段から礼儀を忘れないようにしましょう。


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